ブルー・リベンジ/Blue Ruin

監督・脚本・撮影・編集を手掛ける。低予算ながら高い評価を受け、カンヌ国際映画祭・監督週間では、国際批評家連盟賞を受賞した作品
主人公の復讐を終わらせたいのに終わらせれない感じが良かった。そして父親の罪のせいで結局全員死ぬことになってしまう。 強くもないし知識もなければ銃を買うお金もない、そんな平凡な男の復讐劇。
ホームレスとして荒んだ生活を送るドワイト。
彼は、かつて両親を殺した男ウェイドが釈放されたことを知る。
復讐が復讐を呼び、血みどろの惨劇になっていく家族間の悲劇。
序盤から不思議な世界観に魅了され、無駄なセリフは一切省き、とても静かなのに憎悪と恐怖に満ち溢れている。
細かな説明は全くなく終わっていくので、退屈になりかねないけど、そこを映像や役者の演技でうまく仕上げてる。
主人公ドワイトは復讐など無縁の存在で、銃やら暴力はズブの素人で、臆病者。
そして彼の復讐はなんともお粗末なもの。
でもよくよく考えたらそれが普通で。
それが映画をよりリアルで痛々しいものにしてる。
監督:ジェレミー・ソウルニエ
出演:メイコン・ブレア、イブ・プラム、デヴィン・ラトレイ、エイミー・ハーグリーブス、ボニー・ジョンソン、 ステイシー・ロック、ケヴィン・コーラック
制作:リチャード・ピート
脚本:ジェレミー・ソルニエ
音楽:ブルック・ブレア
原題:BLUE RUIN
上映日:2015年02月14日
制作年:2014年
制作国:アメリカ、フランス
時間:91分
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