チチを撮りに

2020-04-21邦画,邦画た行,ヒューマンドラマ

新鋭・中野量太監督の長編映画デビュー作。家族の温かさを描いた作品。重いテーマだけれどすっきり観やすい。

ストーリー

フリーターの姉・葉月と女子高生の妹・呼春は、母の佐和と3人暮らし。14年前に女の人を作って家を出て行ったきりの、父の記憶はほとんどない。ある日、佐和から「離婚したお父さんがもうすぐ死ぬから会いに行って、ついでにその顔を写真に撮って来てほしい」と告げられる。
お母さんの娘の育て方は素晴らしいなと。どう育ててきたかは直接的には分かりませんが、娘たちの母思いなところ、そして大胆なところも現代日本人にない良い性格（お母さん似）だなと感じました。ある場面で娘が母の育て方に言及しますが、そこが1番感動です。