ひ・き・こ降臨

2020-02-18邦画,邦画は行,ホラー（horror）

都市伝説の中でも陰惨さで群を抜く“ひきこさん”をモチーフにしたホラー。口裂け女とかこっくりさんとか、シリーズ化している化け物は沢山いるのにまさかのひきこさんから入るとは想像もしていなかった。ついにラストの8作目。
同監督のひきこさんの惨劇が正統なホラーだったのとは逆に、こちらはこの題材でかなりの変化球。
都市伝説のひきこさん映画とは違い、現代の闇をテーマにしている点が変わっている。
ひきずるパターンが多彩で、普通は仰向けにして引きずっていくのだが、うつ伏せにして引きずって顔をズタズタにしたり、車でひきずったりとなかなか面白い。
おとなしそうな子が実は一番やばい。最初はボールをぶつけるといういたずらっぽい仕返しだったのだが、ネットで話題になり自分たちの行為に大義を見出したあたりから、どんどんエスカレートして取り返しのつかないことに。
最後もしっかりオチていて、微妙なホラーが多いアムモにしては面白かった。

監督：吉川久岳
出演：秋月三佳、小宮一葉、サイボーグかおり、広瀬彰勇
脚本：宮崎大祐
制作年：2014年
制作国：：日本
時間：88分
ゆかりは小学生時代の同級生と同窓会を企画し、紀里子とニコのふたりと会う。ある日、ニコは小学校時代にゆかりが嫌がらせを受けていた空地にふたりを連れ出すが。
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