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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

2021-06-12アニメ(anime),アクション

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

ストーリー


第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)の終結から12年が経過したU.C.0105― 。人類と宇宙世紀の未来を示すかと思われた“アクシズ・ショック”を経ても、世界は変わらず混乱状態にあり、断続的に軍事衝突が発生していた。地球連邦政府の腐敗もさらに進んでおり、上層部は地球の汚染を加速させただけでなく、強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策「人狩り」を行っていたのである。

そんな地球圏の腐敗に立ち上がったのが、「マフティー・ナビーユ・エリン」と呼ばれる人物が率いた反地球連邦政府組織「マフティー」であった。

彼らは地球連邦政府高官を次々と暗殺するという苛烈な武力行使に手を染めていたが、連邦政府への反発を強める民衆からは一定の支持を得ていた。その「マフティー」本人を名乗り、指揮する人物こそ、かつて一年戦争にも参加した地球連邦軍士官ブライト・ノアの息子で、シャアの反乱の阻止にも参加していたハサウェイ・ノアであった。

アムロ・レイ、シャア・アズナブルの理念と理想を肌で知る彼は、ふたりの意思を宿した戦士として、武力による抵抗から道を切り拓こうと画策していたのである。だが、連邦軍大佐ケネス・スレッグと謎の美少女ギギ・アンダルシアとの出会いが、彼の運命を大きく変容させるのであった。

約30年前に発売された小説が原作にもかかわらず、この作品に新しいガンダムの形を見た気がしました。
シャアの反乱のあの時、クェスを失いながらもアムロとシャアの意思を継いだハサウェイ。
謎の少女ギギ、打倒マフティーに燃えるケネスなど彼を取り巻くキャラクターたちの群像劇も見所ですが、なんといってもCGが凄すぎる。

原作をどう映像化してくれるのか。かなり楽しみにしていたんですが、期待通りの仕上がりで満足しました。
冒頭の往還シャトルでのカット数の多さ、背景の質感、キャラの表情や動きの自然さ。細かな描写によるリアル感。導入部の展開が巧み。
その後ハサウェイと、シャトルで知り合ったギギ、ケネスとの絡みもテンポよく処理されていて、ハサウェイの置かれている状況を飲み込みやすい。が、この辺りの感覚は、原作を知らない人との齟齬が確実にありそう。
私的にはそこらの説明は、2部の方である程度挿入してくるのでは?と予想していたりします。
モビルスーツ戦はダバオ市街戦の視点がよかった。走り回るハサウェイとギギ、或いは他の市民の目線の高さでのカメラワークが、迫力を生んでいましたね。
ただ夜間での戦闘がメインなので、全体的に絵が暗すぎて観難い。特に終盤のΞ(クスィー)ガンダムとペーネロペーの交戦は、もう少しトーンを上げて魅せて欲しかった。そこはかなり残念なところ。
全体的な印象は、ライトな層をまったく無視したような作りで、2部、3部と続くプロローグとしてはかなり優しくない。ディープな層狙い撃ちという万人ウケはしない構成だったように思われます。

キャスト・作品情報



監督:村瀬修功
出演:小野賢章、上田麗奈、諏訪部順一、斉藤壮馬、古谷徹、津田健次郎、石川由依、落合福嗣、武内駿輔、松岡美里
脚本:むとうやすゆき
原作:富野由悠季、矢立肇
主題歌/挿入歌[Alexandros]
上映日:2021年06月11日
製作年:2021年
製作国:日本
時間:95分

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